新年のごあいさつ





2001(平成13)年1月5日

社団法人 全国治水砂防協会
理事長 大久保 駿



  新年あけましておめでとうございます。皆様には、新しい世紀の最初の新年、どのような感慨をもって迎えられたのでしょうか。

 新しい世紀は、何か心わくわくする希望が溢れているという気持ちを持ちたいものだと思いますが、いかがでしょうか。 一人ひとりがこのような気持ちを持つことが明るい時代を開いていくことにつながると思っています。

 さて、当協会のホームページを一昨年6月に開設して以来、1年半が過ぎました。この間28,000件近くのアクセスがございました。 月1,500件近い数字となり、私たちとしては予想をおおきく上回るものと大変感激をしているところであります。 それだけに、内容の充実、最新情報の掲載などに細心の注意と工夫を払っていかなければ、と肝に銘じているところであります。 皆様方のご指摘、ご提案など大いに参考にさせていただきたく思いますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

  新年は比較的平穏に始まり、新しい世紀を迎えるのにうってつけの幕開けになったと思います。 しかしながら、有珠山や三宅島では多くの方々が未だ避難生活を余儀なくされるなど、残念ながら相変わらず土砂災害の脅威が続いています。21世紀はぜひ「災害克服」の世紀にしたいと願いたいものです。

  私たち砂防協会は、砂防事業が広く行われることによって災害が克服されるよう、様々な活動を通じてこの課題の解決に支援をし、役割を果たしていきたいと思っています。 「砂防」という言葉とその仕事を出来るだけ沢山の方々に知ってもらうのも大きな仕事です。 ホームページはこのような思いから開設いたしました。 職員の手作りなものですからいろいろ不備があるかと思いますが、頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 新世紀の幕開けにあたりまして、皆様方のご健勝をご祈念申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。