3.8月18日
8月18日午前,台風15号の前線による集中豪雨のため,10時から12時までの2時間で約110mmの降雨量を記録しました。
市内東部の丘陵地帯の小河川には,大規模な土石流が発生,JR を越え県道壬生川新居浜野田線付近まで被害は及びました。この大規模な人的家屋被害は,私たちが経験をしたことのないものでした。
被害は,死者3名,家屋全壊14棟,半壊約80棟,床上浸水約400棟,床下浸水約1,000棟で,水防本
部の電話は鳴り止まないといった状況でした。
4.9月29日
9月29日は,1時間の降雨量が50ミリや45ミリといった集中豪雨が,午後3時から夕方にかけて発生し,5時間で191.5mmの連続降雨を記録しました。このため,被害は市内全域に拡大し,斜面崩壊と流木による堤防越水や満潮時における低地帯での浸水が発生し,家屋の倒壊,道路の寸断と,至る所で混乱が生じました。
被害は,死者5名,家屋全壊8棟,半壊約130棟,床上浸水約1,200棟,床下浸水約1,300棟で,時間帯が帰宅時間と重なったため,情報通信網も輻輳状態となりました。 |
河川に流れ込んだ大量の流木により,河川をあふれさせて市街地が浸水(台風15号) |