SABO NEWS LETTER 第16号 1999/6/18
4.兵庫県治水砂防協会の活動について
  (市町砂防等担当課長講習会の開催)



 1 講習会の目的等

 一昨年度の協会理事会及び総会において、最近における砂防関係事業重要施策等については、建設本省から様々なパンフッレット類を通じて積極的に紹介されているが、事業制度等についてもう少し詳細な情報提供の場があれば、より一層砂防事業等の展開が期待出来るのではとの会員からの声を契機として、その役割を協会が担当することとなりました。

 従来、砂防事業の研修については主に会員の参加による県外視察を基本として実施していますが、これに加えて今回、市町の第一線で活躍されている建設課長を対象とし又、単に聴講だけの研修とはせず、県砂防担当課職員との討論も出来る時間枠(1泊2日)を確保した講習会を開催することとし、昨年度から実施しています。


 2 講習会の内容等

(1)開催日時 平成11年5月31日から6月2日の3日間
  (会員18市64町を2班に分けて各1泊2日)

(2)参加人員 92名 (9市47町)         

(3)講習内容 
  ・平成11年度砂防関係新規・重点事業について
  ・災害弱者対策について
  ・魅力ある地域づくりに寄与する砂防事業について
  ・魅力ある地域づくりの砂防事業で感じたこと(事例紹介)
  ・人と自然のふれあいについて
  ・現地視察 
     国土総合開発事業調整費導入現場(農村公園整備計画に
     伴う、通常砂防及び地域農業基盤確立農業構造改善事業を
     一体的に実施した現場。)
 
 
3 市町担当課長の反応
  
  アンケートの集約から、有意義な講習会であると同時に、砂防の仕事は大変多様化し、益々ソフト施策対策が重要になっている等の意見があり、今後も継続してこの様な講習会の開催を望むとの声が寄せられました。

 4 最後に
 
 かねてから、協会本部が提唱されているように協会のあり方は「開かれ、信頼され、期待される協会」としての機能を持てるようにしていかなければならないと考えており、当講習会は今後も開催をしたい考えております。
   
 又、他協会でも様々な行事用事を実施されているものと思われますが、是非お教えいただければ幸いです。
   
(上記に関する問い合わせは、兵庫県土木部砂防課078-362-9267まで)