SABO NEWS LETTER  No.21 1999/9/22


7. JICA 火山学・火山砂防工学集団研修が終了


 本協会では国際協力事業団(JICA)から受託事業として,建設省のご協力を得て「火山学・火山砂防工学集団研修」を実施・運営しています。

 今年度は第10回目として平成11年4月5日から9月16日までの165日間、インドネシア国等の6ケ国から8名(火山学4名・火山砂防工学4名)の研修生を迎え、講義・実習・現地研修を通じて火山学に関連する災害防止のための火山観測並びに砂防に関する理論・技術の習得等の研修を実施しました。

このコースは平成元年より開設しており、これまでに延べ21ケ国より106名の研修生が参加されております。

 なお、次回からは砂防については火山国以外にも対象を拡げ、「火山学・砂防工学集団研修」として新たに発足する予定です。

今後とも、この研修を通じて砂防技術の交流が促進すると共に、関係諸国との友好関係が進展するよう努力してまいります。