SABO NEWS LETTER No.24 1999/12/2
12. | 全国治水砂防促進大会開催される 〜活動方針・大会アピールを採択〜 |
本協会では、平成11年度第2次補正予算並びに平成12年度予算の編成に向けて、砂防関係事業について、新規施策の実現と重点投資、配分が行われるように、中央、地方を通じて活発な活動を行ってきましたが、その集大成ともいえる「全国治水砂防促進大会」を11月30日午前11時より、砂防会館別館シェーンバッハ・サボー「利根」で開催いたしました。 当日は、1,990名(うち会員1,554名)の出席のもと、来賓として中山 正暉建設大臣、加藤 卓ニ建設総括政務次官、岸田 文雄建設政務次官を始め衆・参の国会議員、建設省関係者多数のご出席をいただきました。 最初に唐沢会長が挨拶を行い議長席につき、中山 正暉建設大臣の祝辞をいただきました。次に会員代表者として三重県員弁郡藤原町長 伊藤 正俊氏、広島県呉市長 小笠原 臣也氏が意見発表をされました。 伊藤氏からは8月の集中豪雨及び9月の台風18号に伴う豪雨による災害の模様、命を守るための避難の大切さ、砂防ダムの効果及び建設省並びに三重県の災害後の迅速な対応への感謝等について、小笠原氏からは、6月の集中豪雨による災害の状況、昭和42年7月災害の状況と災害後の急傾斜地崩壊対策事業の効果、建設省への急傾斜地崩壊対策事業促進への感謝に加えて、まだまだ手当されていない危険箇所の多い中で、人の命を守る砂防関係事業の予算の確保や施策の充実を図る必要性等につい て、スライドを用いながら紹介が行なわれました。 次に原副会長より今後の活動方針の提案が行なわれ、大久保理事長がアピールを発表し、満場一致で採択されました。 会員をはじめ国会議員、来賓等多数の方々のご出席により、本大会が盛会裏に開催することが出来ましたことを、衷心より感謝申し上げます。
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