SABO NEWS LETTER No.27 2000/2/3
1. | 建設省砂防部長より |
拝啓 市町村長様 |
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早いものでもう立春です。皆様はいかがお過ごしでしょうか。 さる1月27日群馬県水上町で雪崩シンポジウムに出席してきました。 全国土の52%を占める豪雪地帯に2100万人の人々が生活し、外から約7000万人が訪れる地域はぜひ安全であってほしいと願っております。シンポジウムの最後は服部克久先生の指揮のもと群響をバックに水上中学校の生徒さん130名が大きな声ですばらしい歌を聞かせてくれました。 この生徒さんが大人になったときナダレシンポのことを1人でも思い出して地域の安全が1歩でもすすむと良いと思いながら歌を聞いてきました。 また最近GoodNewsが入ってきました。岐阜県上宝村の小池村長さんからは砂防の学習村宣言をし、小学生向け副読本「てっぽう水」を作成したところ平成11年度防災まちづくり大賞を受賞されたというものです。 村長さんの日頃の努力が見事にむくわれたわけで、本当におめでたいとお祝い申し上げます。 また長崎県島原市の雲仙普賢岳災害で被災したいわゆる「安中三角地帯」では安全のための地上げが終り、自宅を新築された第1号の入居者が報告されています。復興の本当の足音が聞こえてきました。今年も皆んなで安全のため頑張りましょう。 |
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砂防部長 池谷 浩 |