SABO NEWS LETTER  No.31 2000/4/17 


1. 建設省砂防部長より


  拝啓 市町村長様

 東京では桜も散り若葉の新緑が目に映える頃となりました。
皆様には新年度をいかがお過ごしでしょうか。

 3月末より北海道の有珠山が噴火を開始し、住民の避難が続いております。
 伊達市長さん、虻田町長さん そして壮瞥町長さんの御苦労に対し心から敬意とお見舞を申し上げます。また住民の皆さんにもお見舞申し上げる次第であります。 私も3月31日〜4月1日中山大臣と現地入りし、今砂防事業としては土砂災害専門家チームにより火山泥流・土石流等の監視をしながら、至急対応を検討しているところです。 先日は北大の新谷先生を委員長とした土砂災害防止のための検討委員会を林野庁、北海道庁、北海道開発庁と一緒に設置したところです。一日も早い安全の確保を願っております。

 さて、私事となりますが、有珠山の火山活動が小康状態となったことから、4月16日付で建設省を退官することといたしました。これまでの間、皆様から本当に多くの御指導御支援をいただきました。紙面上から失礼ではありますが厚くお礼申し上げます。 後任は前奈良県土木部長の森俊勇が就任いたします。私同様よろしく御指導お願いいたします。

 皆様と皆様の地域の安全、そして市町村長さんの御健勝を祈っておわかれの挨拶といたします。




池谷 浩


部長挨拶 原版(100KB)