SABO NEWS LETTER  No.36 2000/8/8


8. 吹上浜砂の祭典にさぼうランドを出展!!
−砂防事業の重要性をアピール−



 7月27日から7月31日までの5日間、鹿児島県加世田市吹上浜で開かれる、「吹上浜砂の祭典」(主催:加世田市吹上浜砂の祭典実行委員会)に建設省大隅工事事務所は、「さぼうランド」を出展し、砂防事業の重要性についてのPRを実施しました。

 この祭典は、日本三大砂丘の1つである吹上浜を舞台に、約60体の砂像を中心としたイベントを展開し、かけがえのない美しい自然を次世代に引き継ぐとともに、地球の環境保全を呼びかけようと昭和62年から開催されています。砂像の制作や鑑賞、夕べのコンサートなど、夏のひとときを楽しみに全国各地から毎年約10万人もの来場者があります。
 建設省では、平成7年度から「砂」を共通課題とすることから後援し、砂像コンテストに砂防部長賞をもうけて表彰するとともに、平成8年度から、さぼうランドの出展を行っています。

 今年は「未来を見つめる瞳たちのために」というテーマのもと、未来の桜島の様子に願いをこめ苗木を植える子供達を表現しました。併せて、建設省若手職員により桜島火山砂防マスコットの「火山君」の砂像を炎天下の中5日間で製作しました。
 また、今年の「さぼうランド」には、降雨体験機、ペットボトルを再利用した簡易雨量計クラフト教室、無人化施工に用いられるラジコン建設重機、砂防ダムの効果を表現した土石流実験装置、土砂災害対策等のパネルなどの出展を行いました。

 なお、今年の砂像コンテストの砂防部長賞(学生大会部門の最優秀賞)には川辺高校美術部チームが選ばれ、森砂防部長により表彰が行われました。

 また、7月27日には地元鹿児島のラジオ放送で森砂防部長が生出演され、さぼうランドの紹介が行われました。
 来場された方をはじめ多くの方々が砂防事業への関心をより高められたのではないかと思われます。

(上記に関するお問い合わせは、建設省大隅工事事務所調査第二課まで)