SABO NEWS LETTER  No.39 2000/10/31


6. 「地すべりフォーラム2000、にしあいづ」開催結果について



 「地すべりフォーラム2000、にしあいづ」が去る10月19〜20日の2日間にわたり福島県西会津町を中心に開催され、一般市民、各行政機関の担当者など約750名が参加しました。

 このフォーラムは、「滝坂」「赤崎」の地すべり地を抱える阿賀野川水系における、地すべり対策事業による、安全・安心な地域基盤の創出について討議するとともに、「滝坂地すべり地」と「阿賀野川」を重要な地域資源として捉え、その利活用について討議することにより、地域の活性化に寄与することを目的として開催したものです。 

 初日の10月19日は、西会津町さゆり公園アリーナにおいてシンポジウムが開催され約650名の参加者で会場は満杯となりました。このシンポジウムでは、社団法人日本地すべり学会会長の中村浩之氏より「世界の地すべり」について、また、大阪商業大学経済学部助教授の田ア公司氏より「阿賀野川と地域経済」についての基調講演を行っていただくとともに、「流域の安全が支える地域の活力」をテーマとしてパネルディスカッションが行われました。

 ここでは、NHK解説委員の藤吉洋一郎氏をコーディネーターに、社団法人日本地すべり学会会長の中村浩之氏、福島県西会津町長の山口博續氏、長野県大鹿村長の宮下寛夫氏、福島虫の会会員の角田伊一氏、地元西会津町の花みずき会幹事の遠藤節子氏がパネリストとなり、近藤浩一建設省傾斜地保全課長をコメンテーターに迎え「滝坂と赤崎の地すべり対策」「阿賀野川の魅力と恩恵」「地すべり対策と地域の活性化」について活発な意見が交わされました。

 翌10月20日には、現地見学会が行われ、約100名の参加者が福島県西会津町にあります「滝坂地すべり」や新潟県鹿瀬町にあります「赤崎地すべり」の両地すべり地などを見学しました。

 なお、シンポジウムの開催状況は、インターネットを使用したLIVE映像として配信されました。


(上記に関するお問い合わせは、建設省阿賀野川工事事務所調査課まで)