1.調 査 |
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8月7日(月) |
5:50〜6:50 ヘリ調査 |
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7:00〜10:00 現地地上調査 |
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調査員 |
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建設省砂防部砂防課 |
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長井課長補佐 |
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建設省土木研究所砂防部 |
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仲野砂防研究室長 |
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建設省土木研究所砂防部 |
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山越研究員 |
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2.調査結果
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(1) |
ヘリコプター(あおぞら号)による空中からの調査結果 |
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1) 湯檜曽川及び支渓沿いには、新規の渓岸崩壊、山腹崩壊は認められなかった。
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2) 湯檜曽川及び支渓沿いには流木による天然ダムが形成され、崩壊した痕跡は
見られなかった。
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(2) |
湯檜曽川支渓・一の倉沢合流点〜マチガ沢合流点にかけての現地調査結果 |
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1) 湯檜曽川及び支渓沿いの最高水位の痕跡調査の結果
・8月7日9:00時点の水深:約40cm
・一の倉沢合流点付近
〜マチガ沢合流点下流区間の痕跡:約80cm〜120cm |
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2) 湯檜曽川の現地調査範囲、一の倉沢、マチガ沢の下流端付近においては、
新規堆積土砂は認められなかった。
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(3) |
登山指導センター駐在員等からの聞き取り調査結果 |
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1) 災害発生現場での降雨はなかった。 |
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2) 一の倉沢付近に居た登山者からの情報では当時降雨はあまりなかった。
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3) 蓬峠の蓬小屋の従業員の話では、8月6日14:00〜14:30にかけて、かなり
強く雨が降った。 |
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4) 「鉄砲水」は、毎年数回発生している。
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3.考 察 |
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(1) |
上流域での短時間の降雨による出水で、現地で急激な水位上昇が発生 |
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(2) |
流木、土砂による天然ダム決壊による水位上昇 |
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(3) |
上流部の雪渓の影響
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等が発生原因と考えられる。
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4.今後、より詳細な調査を実施する予定。 |
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問い合わせ
建設省砂防部砂防課課長補佐
長井 義樹 |
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