2000(平成12)年6月23日

TOPICS
日台砂防共同研究調査団 帰国報告
 
期  間 平成12年6月4日(日)〜10日(土)
調査区域 台湾 台中県、南投県、雲林県他



 (社)全国治水砂防協会は、地形・地質・気象等がわが国と似ている台湾と平成元年(1989)より、砂防の共同研究を行ってきました。
 今回は、昨年9月21日の台湾集集大地震後初めて経験する雨期を控えての訪台調査団であり、議題は二次災害に係わる危機管理、特に警戒避難に的が絞られました。
 実際に現地では、大規模な土石流が発生しており、今後の大雨が心配されています。
概要を以下に報告します。



1、 期  間   平成12年6月4日(日)〜10日(土)

2、 調査区域   台中県、南投県、雲林県他

3、 団構成
ヤマグチ イサオ
顧 問 山口 伊佐夫 東京大学名誉教授

イガラシ タケシ
団 長 五十嵐 武 (株)興和 代表取締役社長(元建設省傾斜地保全課長)

オクダ カツオ
奥田 勝夫 愛知県衣浦港務所長(前愛知県砂防課長)

トウジュ ヨシオ
東樹 芳雄 (財)砂防フロンティア整備推進機構研究部次長

ヨシダ シンヤ
吉田 真也 (財)砂防・地すべり技術センター総合防災部

コバヤシ ヒデアキ
小林 英昭 (社)全国治水砂防協会 理事

イワモト タツオ
岩本 竪雄 (社)全国治水砂防協会 業務部長


4、 技術検討会

台湾側からは、地震とその後の対策、日本側からは警戒避難・指定地管理・ハザードマップ・新法(土砂災害防止法)の紹介等について意見発表され、活発な討論が行われました。







お問合せ先
(社)全国治水砂防協会 
 理事 小林 英昭, 業務部長 岩本 竪雄
郵便番号180-0014 東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館
TEL:03-3261-8386 FAX:03-3261-5449
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