2006/11/22

TOPICS
2006台・日砂防共同研究
「土砂災害防除に関する国際(AJT)シンポジウム」の開催


 日本と台湾との砂防共同研究は、1989年から現在までの17年間にわたって継続しており、毎年相互訪問することによって現場に立脚した討議が続けられております。
 この度、台湾成功大學国際会議所(南投縣南投市)において、中華防災学会が主催する国際(オーストリア・日本・台湾)シンポジウム―土砂災害防除―が、去る11月14日(火)、15日(水)に開催されました。日本から近藤浩一氏((財)砂防・地すべり技術センター)、を団長とする、秋山一弥氏(国土交通省国土技術政策総合研究所危機管理技術研究センター砂防研究室)、蒲原潤一氏(静岡県静岡市)、三木洋一氏((財)砂防フロンティア整備推進機構研究第一部)、阿部宗平((社)全国治水砂防協会事業本部)の5名が、主催者のお招きでこのシンポジウムに参加しました。オーストリアからはDr. Gernot FIEBIGER 、Dr. Christian WEBER 、Dr. Joerg HEUMADERの3名が参加、基調講演3課題を含む23課題の研究発表と討論が行われました。
 詳細については、「砂防と治水175号」(平成19年2月発行予定)で報告します。

シンポジウム会場前(成功大學国際会議所)で日本調査団の記念撮影
大規模崩壊による河道閉塞現場(台東縣・龍泉渓)を視察する日・墺合同調査団