2007/10/23

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2007日台砂防共同研究「大規模土砂災害と復興及び荒廃渓流における砂防と環境に関する検討会」が開催される


 1989年以来、日本と台湾は砂防に関する技術交流を行っています。この度、10月15日(月)、東京において開催された(社)砂防学会主催「日韓台砂防シンポジウム―土砂災害に関する研究及び対策の現状と課題―」にあわせて、台湾より謝正倫氏(成功大學水利曁海洋工程學系教授)を団長とする中華防災学会調査団7名及び陳樹群氏(中興大學水土保持系教授)を団長とする中華水土保持学会調査団5名の計12名をお招きして、10月14日(日)〜20日(土)にかけて、2007日・台砂防共同研究が実施されました。
 日韓台砂防シンポジウムにおいて陳樹群教授及び蔡光榮長榮大學教授が講演され、また、調査団一行は、湯沢砂防事務所の案内で新潟県中越地震の被災地区の現況視察及び管内の砂防施設について研修しました。さらに、神通川水系砂防事務所の案内で奥飛騨の砂防の歴史や、無人化施工について研修し、砂防技術の交流とお互いの友好を深めました。
日韓台砂防シンポジウム参加者一同
白谷砂防堰堤群にて現地職員の説明を受ける調査団