2007/11/6

TOPICS
2007台日砂防共同研究
「国際シンポジウム―2007国際坡地防災研討会―」が開催される


 日本と台湾との砂防共同研究は、1989年から現在までの18年間にわたって継続しており、毎年相互訪問することによって現場に立脚した討議が続けられております。
 去る10月29日(月)、30日(火)、台北縣新店市において、行政院農業委員会及び行政院農業委員会水土保持局、国立中興大学、逢甲大学、中華水土保持学会が主催する「国際シンポジウム―2007国際坡地防災研討会―」が開催されました。日本からは、当協会の大久保駿理事長を団長とする計6名が主催者のお招きにより、このシンポジウムに参加しました。その他、オーストリア、イタリア、スウェーデン、タイから計7名が参加し、2日間にわたり計23課題の研究発表と討論が行われました。
 また、シンポジウムに続いて、石門ダム上流域、上安、華山などの現地視察を行い、11月2日(金)には、水土保持局会議室(南投縣南投市)にて「2007台日砂防技術交流研討会」が開催され、日本から3課題、台湾から2課題の研究発表と活発な意見交換が行われました。
 詳細については、「砂防と治水180号」(平成19年12月発行予定)で報告します。す。

シンポジウム参加者
土石流被害を受けた上安地区にて、現地職員の説明を受ける参加者