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台湾地震土砂災害現地調査団の派遣について

1999(平成11)10月8日 15:00



  9月21日未明に台湾中部で起きた地震は、震源地の南投県を中心に大きな被害を与えている。
建物等の被害とともに大規模な土砂災害も報告され、地震時の土砂による災害のみでなく、今後の降雨等による被害の拡大も懸念されている。


 全国治水砂防協会は従来より、台湾の中華水土保持学会と土砂災害対策について共同研究を行ってきたところである。 そこで、今回の災害の激甚のさにかんがみ土砂災害の実態と今後の対応について調査・検討するため、 (社)砂防学会、(社)日本地すべり学会と合同で、調査団を派遣するものである。


1. 日  程 平成11年10月11日(月)〜17日(日)

2. 場  所 台湾 南投県およびその周辺

3.団 構 成 ふじた ひさお
藤田 壽雄 (社)日本地すべり学会 前会長・理事
みずやま たかひさ

水山 高久 京都大学教授、(社)砂防学会 理事
つちや さとし
土屋 智 静岡大学教授、(社)砂防学会
やまだ たかし
山田 孝 建設省土木研究所砂防研究室 主任研究員
なかの まさあき
仲野 公章 兵庫県砂防課長
くろかわ おきちか
黒川 興及 (財)砂防・地すべり技術センター 企画課長
しまね あつお
嶌根 厚夫 砂防情報通信技術研究会
こばやし ひであき
小林 英昭 (社)全国治水砂防協会 技術顧問

4.調査内容 (1) 地震による地すべり、がけ崩れ、山腹崩壊等の分布・規模
(2) 土砂災害の現状
(3) 今後の崩壊等の拡大の見直しおよび降雨等による土砂災害の影響
(4) 対応策(警戒避難、応急対策、恒久的対策)への提言
(5) その他

以上.




この内容に関するお問合せ先
(社)全国治水砂防協会
 
理事 宮内 俊和 技術顧問 小林 英昭

東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館
TEL:03-3261-8386   FAX03-3261-5449
E-MAIL:kyokai@sabo.or.jp