2011/10/18

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綿貫会長が台風12号の土砂災害による被災市町を訪問


 今回の台風12号災害で、亡くなられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げます。

 平成23年10月13日(木)から14日(金)の二日間にわたり、(社)全国治水砂防協会の綿貫民輔会長は、台風12号による、特に土砂災害による被害の大きかった被災市町(和歌山県新宮市、和歌山県那智勝浦町、和歌山県田辺市、奈良県五條市)を、岡本正男当協会理事長や二階俊博当協会理事らと訪問、被災市町長から被害状況の説明を受け、復旧・復興に向けての現状と課題について意見交換を行いました。

 台風12号による崩壊土砂量は一億立方メートルに及び、戦後最大の規模となりました。未だに天然ダム(河道閉塞)により、避難を余儀なくされている実情の解消や、警戒避難の難しさ、そして大規模な崩壊の速やかな復旧・復興を訴えておられました。また同時に、効果を発揮した砂防施設の重要性についても言及され、砂防関係事業の推進を強く訴えておられました。
 被災地の一日も早い復旧・復興を果たすため、当協会として会員への支援を力強く続けていきます。


地元職員の説明を受ける綿貫会長(左から2人目)、二階理事(左から3人目)、岡本理事長(右端) 土石流を捕捉した砂防堰堤(和歌山県那智勝浦町)