2013/1/29
TOPICS
シンポジウム「中山間地の防災を考える IN TOKAI
〜土砂災害を伝え、学び、そして中山間地の未来(あした)へ〜」が開催される

 平成25年1月23日(水)、三重県いなべ市の「いなべ市北勢市民会館」において、(社)全国治水砂防協会並びに岐阜県砂防協会、全国治水砂防協会静岡県支部、愛知県治水砂防協会、三重県社会基盤整備協会の主催のもと、シンポジウム「中山間地の防災を考える IN TOKAI〜土砂災害を伝え、学び、そして中山間地の未来(あした)へ〜」を下記のとおり開催いたしました。

 砂防事業等が行われている中山間地では、過疎や少子高齢化が進行していることから、これからの防災を考える上で、災害の伝承や中山間地の振興の視点が欠かせなくなってきており、地域により取り組まれている防災教育や地域振興などの取り組みを話題としながら、今後の中山間地のまちづくりと防災のあり方と砂防事業の関わりについて議論するため、本シンポジウムを開催いたしました。

 当日は、東海地区各地の一般住民、防災担当者、学校関係者等262名の方々に参加していただき、熱気あふれる有意義なシンポジウムとなりました。多数のご参加ありがとうございました。

 詳細については、「砂防と治水211号」(平成25年2月発行予定)に掲載いたします。


会場風景
プログラム(敬称略)
1.開会挨拶
 岡本正男(社団法人全国治水砂防協会理事長)

2.開催地挨拶
 日沖靖(いなべ市長)

3.基調講演
「中山間地の土砂害減災を考える」
 山田孝(三重大学大学院生物資源学研究科教授)

4.パネルディスカッション
【テーマ】
「土砂災害を伝え、学び、そして中山間地の未来(あした)へ」 山田孝教授による基調講演
【コーディネーター】
 山田孝(三重大学大学院生物資源学研究科教授)
【パネリスト】
 三輪了啓(立田小学校・学校運営協議会会長)
 片山司(いなべ市教育委員会教育研究所所長補佐)
 森豊(御在所ロープウェイ株式会社常務取締役)
 山口真司(国土交通省砂防部砂防計画課地震・火山砂防室長)
 日沖靖(いなべ市長)

5.閉会挨拶
 尾上武義(三重県社会基盤整備協会副会長・三重県治水砂防協会会長、大台町長) パネル展示


【主 催】 (社)全国治水砂防協会、岐阜県砂防協会、全国治水砂防協会静岡県支部、愛知県治水砂防協会、
三重県社会基盤整備協会
【共 催】 いなべ市
【後 援】 岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
【企 画】 特定非営利活動法人砂防広報センター