2014/9/8

TOPICS
伊豆大島にて「砂防現地視察と討論会」を実施


 
  
 
 元町港から見た大島と崩壊地

 9月3日、当協会の会員市町村長を対象に、昨年10月16日の台風26号により死者・行方不明者39名を出す大規模土砂災害の発生した伊豆大島にて砂防現地視察と討論会を行いました。

 今回は宮城県から福岡県に至る18名の市町村長等が参加し、大島町役場にて東京都と東京農工大学石川教授からの説明の後、土石流災害の現地等を視察しました。
 現地視察では天候にも恵まれ、山頂崩壊地、大金沢をはじめとして溶岩流対策の大宮沢導流堤等々、多くの視察を行いました。
多数の犠牲者を出した神達地区では献花を行い、全員で哀悼の意を表しました。

 その後、大島町役場にて、大島町長も参加して、討論会を行いました。 大島町長を初め出席者から2時間に渡り活発な意見交換が行われ、現場において災害の規模を肌で感じるとともに、災害当時の状況や課題などについて被災町長から直接説明を受けて、たいへん勉強になりました。
 
今回の現地視察と討論会では東京都建設局河川部並びに東京都大島支庁,大島町役場,東京農工大学石川教授に、大変お世話になりました。

詳細は砂防と治水221号(2014.10月号)に掲載予定です。
 
     
川島理史 大島町長  山頂付近崩壊地視察  
   
大金沢堆積工視察 
   
  神達地区災害現場視察  活発な意見交換の行われた討論会