2014/10/7
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「平成26年度中山間地の防災を考えるシンポジウム
〜明日につなぐ、結ぶ、中山間地〜」開催される

 

 平成26年10月2日(水)、新潟県長岡市「アオーレ長岡」市民交流ホールAにおいて、(一社)全国治水砂防協会並びに全国治水砂防協会新潟県支部、全国治水砂防協会長野県支部、全国治水砂防協会富山県支部、全国治水砂防協会石川県支部、全国治水砂防協会福井県支部の主催のもと、「平成26年度中山間地の防災を考えるシンポジウム」を以下のとおり開催いたしました。
 一般社団法人減災・復興支援機構 木村拓郎理事長の基調講演の後、澤田 雅浩 長岡造形大学地域協創センター副センター長,建築・環境デザイン学科准教授をコーディネーターとして、地元関係者、行政関係者ら計5名のパネリストによるパネルディスカッションを行いました。
 パネルディスカッションでは、山古志地域で復興に取り組む状況とともに、19年前に大災害が発生した長野県小谷村で砂防堰堤を見学するツアーを企画した話や明治30年ごろに大災害が発生した福井県の日野川流域で石積みの砂防施設を守り、多くの方にその美しさを伝える活動をしている話などが披露され、幅広い議論が行われました。
当日は、北信越地区の一般住民、防災担当者等205名の方々に参加していただき、熱気あふれる有意義なシンポジウムとなりました。 多数のご参加ありがとうございました。

 
 会場の様子 基調講演 
 
パネルディスカッション 
 
詳細については、「砂防と治水222号」(平成26年12月発行予定)に掲載いたします。

 
 
   
プログラム(敬称略)
1.開会挨拶
 岡本 正男(一般社団法人全国治水砂防協会理事長)

2.基調講演
「砂防と地域復興」
 木村 拓郎(一社)減災・復興支援機構理事長) 

3.パネルディスカッション
【テーマ】
「明日につなぐ、結ぶ、中山間地」
【コーディネーター】
 澤田 雅浩(長岡造形大学 地域協創センター副センター長,建築・環境デザイン学科准教授)
【パネリスト】
関   正史 (山古志観光協会 会長)
川上 沙織 (やまこし復興交流館おらたる担当スタッフ,NPO法人中越防災フロンティア)
栗田  寧 (ドボクアート砂防めぐりコーディネーター,小谷村特産推進室主任)
田中 謙次 (アカタン砂防エコミュージアムコーディネーター,日野川流域交流会幹事)
越智 英人 (国土交通省北陸地方整備局湯沢砂防事務所所長)
4.閉会挨拶
小林 則幸(新潟県治水砂防協会会長・出雲崎町長)


【主 催】 (一社)全国治水砂防協会、全国治水砂防協会新潟県支部、全国治水砂防協会長野県支部、
全国治水砂防協会富山県支部、全国治水砂防協会石川県支部、全国治水砂防協会福井県支部
【共 催】 長岡市
【後 援】 新潟県、長野県、富山県、石川県、福井県、国土交通省北陸地方整備局湯沢砂防事務所,
(公社)中越防災安全推進機構,(公財)山の暮らし再生機構,(NPO)中越防災フロンティア
【企 画】 特定非営利活動法人砂防広報センター