2014/12/8
TOPICS
2014日・台砂防共同研究会が開催される


 平成26年11月22日(土)から28日(金)にかけて、台湾から中華防災學會並びに中華水土保持學會あわせて15名が来日し、2014日・台砂防共同研究会が開催されました。
 
11月23日(日)は、京都府木津川市のデレーケ堰堤、奈良県宇陀市の室生地区地すべり対策等の現地視察を行ないました。翌24日(月)午前は奈良市にて日・台砂防共同研究会を開催し、山田順一 大阪府都市整備部河川室長より「大阪府の土砂災害対策について」発表と日台双方から活発な意見交換が行われました。
25日(火)から28日(金)にかけては奈良市で行われた「インタープリベント2014」に参加しました。 インタープリベントでは陳志雄 水土保持局総工程司が李鎮洋 水土保持局副局長代理として基調講演を行い、尹孝元 水土保持局土石流防災中心科長、?亭Y 國家災害防救科技中心助理研究員が口頭発表を、陳天健  屏東科技大學水土保持系副教授が口頭発表の座長を、陳樹群 中興大學農業?自然資源學院院長がパネルディスカッションでパネリストを努められました。
27日(木)には奈良県五條市の赤谷地区などの現地視察に参加し、調査団員による意見交換が活発に行われました。
今回の調査日程でご協力いただきました奈良県県土マネジメント部 砂防課、深層崩壊対策室、大阪府都市整備部河川室の皆様に厚く御礼申し上げます。
 また、11月24日(月)午後には、日・台砂防行政担官会議が行われ「深層崩壊」「天然ダム」「大規模土砂流出が流域に与える影響について」の調査・研究の進捗状況が報告され、また上記3つのテーマの継続と日本と台湾の双方がモデル流域を設定し、調査研究の内容を今後検討することについて再確認しました。


 詳細については、「砂防と治水222号」(2014年12月号)に掲載する予定です。

現地視察 奈良県宇陀市 室生地区

日・台砂防共同研究会(奈良市)


 日台砂防行政官会議(奈良市)    28日 インタープリベント2014パネルディスカッション
(奈良市)