2017/12/6

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綿貫会長、被災地視察とお見舞い
− 平成29年7月 九州北部豪雨災害 −


 綿貫民輔会長は11月16日に、本年7月5日から6日に発生した「平成29年7月九州北部豪雨」(土砂災害による死者20名)により甚大な被害を受けた、福岡県朝倉市及び東峰村の災害現場を視察するとともに、各役所を訪れ、災害に対するお見舞いと協会の全面的な支援を伝えました。

 森田俊介・朝倉市長と澁谷博昭・東峰村長は、ともに今後の復旧・復興に向けての決意、そして国や県に対する支援に感謝の気持ちを述べられました。特に、甚大な被害に対する今後の対策に向けて直轄事業に対する期待を述べておられました。

 災害現場では、土砂と流木により倒壊した多くの家屋に心を痛めながら、朝倉市の奈良ヶ谷川と正信川、東峰村の本迫川等を視察しました。

 澁谷東峰村長は、土砂と流木で埋まる「宝珠山川砂防堰堤」を前に、「この砂防堰堤が、住民50人の命を救ってくれました。また、村の宝、日本の棚田百選の一つ「竹地区」を守ってくれました。私たちには、村を守ってくれる砂防が必要なんです。」と、砂防事業の必要性、とりわけハード整備の重要性を強く訴えておられました。

 今回の視察とお見舞いでは、福岡県砂防協会の太田誠一会長をはじめ、国土交通省九州地方整備局、福岡県、朝倉市、東峰村の関係者の皆様には大変お世話になりました。
   
 綿貫会長と森田朝倉市長  綿貫会長と澁谷東峰村長
   
 朝倉市・正信川  東峰村・宝珠山川砂防堰堤