2018/8/6
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「第5回 土砂災害対策実務者講習会」~土砂災害と危機管理~
開催される

 
 8月1日、砂防会館別館シェーンバッハ・サボーにおいて、当協会主催で、国土交通省後援による「第5回土砂災害対策実務者講習会~土砂災害と危機管理~」を開催しました。

 今回は全国市町村・都道府県職員の皆様をはじめ、国関係、公益法人、民間の方々など、過去最高341名の皆様のご参加をいただきました。

 最初に当協会 岡本正男理事長が開会の挨拶を行い、次に国土交通省砂防部 今井一之砂防計画課長から来賓のご挨拶をいただきました。

講演では最初に国土交通省 国土技術政策総合研究所土砂災害研究部 桜井亘深層崩壊対策研究官からは「近年の土砂災害の特徴」と題して、平成30年7月豪雨などの災害を例に、特徴や対策等について講演いただきました。

 続いて九州大学大学院 農学研究院 水野秀明准教授からは「九州北部豪雨災害の特徴と流木対策」と題して昨年の九州北部豪雨災害における土石流・流木災害の実態とその対策のあり方について講演をいただきました。

 最後に飯田市危機管理室 後藤武志次長補佐兼防災係長からは、「飯田市における警戒避難体制の取り組み」と題して、全国の土砂災害を教訓とした飯田市における危機管理体制の整備状況などについて講演をいただきました。

 当協会では今後とも皆様方のご指導、ご意見をいただきながら充実した内容の講習会を目指してまいります。 次回も皆様のご参加をお待ちしております。


 
 岡本正男
全国治水砂防協会 理事長
 今井一之
国土交通省砂防部 砂防計画課長

 
   
 桜井 亘
国土交通省国土技術政策総合研究所
土砂災害研究部 深層崩壊対策研究官
水野 秀明
九州大学大学院 農学研究院
准教授
 後藤 武志
長野県飯田市 危機管理室
次長補佐兼防災係長
  

 
多数のご参加、ありがとうございました。