2004/07/21 |
TOPICS |
インタープリベント2004 開催される |
2004.5.24〜27 イタリア共和国 リーヴァ・デル・ガルダ市 |
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インタープリベント本会議の様子 |
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第10回インタープリベント(イタリア会議)が5月24〜27日にかけて、イタリア・ドロミテ山地の麓、リーヴァ・デル・ガルダ市で開催されました。 日本から近藤国土交通省砂防部長を始め国土交通省職員、大学の研究者、砂防関係団体職員等、多数が参加し、当協会からも大久保理事長が参加しました。なお、大久保理事長は本年3月、オーストリア・クラーゲンフルトで開かれたインタープリベント理事会において、インタープリベント本部副会長に選任されております。 インタープリベント(Interpraevent)は、洪水や土石流、地すべり、落石、雪崩等の災害を防ぐため、ヨーロッパ・アルプス周辺諸国の行政の技術者や大学などの研究者が集まって、学際的に情報の交換などを行おうという学会で、1967年オーストリア・クラーゲンフルトで第1回会議が開催されて以来、4年に一度開催されており、日本は1980年バドゥイッシュル会議から参加を始めました。 |
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インタープリベント開催会場 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回の会議は9つのセッションに分かれて発表及び質疑応答があり、日本から京都大学・水山教授、新潟大学・丸井教授、岐阜大学・木村助教授、三重大学・近藤助教授の4名が発表されました。また、本会議とあわせて会場内にポスターセッションが設置され、日本からも多数の事業紹介がなされました。 26日に開催された「砂防行政官会議」では、大久保理事長が、世界各地で頻発する土砂災害を防止するため、各国の砂防技術者が情報を交換・共有できる国際的な情報ネットワークの必要性とその運営を行う組織としての「国際砂防協会」設立を提案し、満場一致で了承されました。 |
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「国際砂防協会」について説明する大久保理事長(右) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||