2004/11/09

TOPICS
第3回「日韓土砂災害防止技術会議」開催される
2004(平成16)年10月27日〜30日 大韓民国 大田市他


  
  第3回日韓土砂災害防止技術会議が、2004(平成16)年10月27日から30日にかけて大韓民国大田市で開催され、当協会からは岡本正男理事が参加致しました。
 第1回会議は2002年3月に韓国で開催され、昨年(2003年)の第2回会議は日本で開催されました。
 今回は日本からは、国土交通省、(独)土木研究所、(財)砂防地すべり技術センター、NPO法人砂防広報センター、および当協会からの8名が、韓国からは、山林庁、国立山林科学院、普州産業大学、慶尚大学そして現地の慶州北道、南道及び各市の砂防技術者が参加しました。

 28日の会議では、韓国側から、今年の日本での豪雨や地震による土砂災害に対してお見舞いの言葉がありました。
研究発表では、日本から4編、韓国からは3編の発表があり、特に土石流対策構造物について議論が白熱しました。
また意見交換会では、今後は行政面での情報交換とともに、特に研究面での交流の充実を図ることも確認されました。
韓国でも2002年、2003年と災害が続き、29日、30日の現地見学でも災害復旧地を訪れ、お互いの意見交換を図り、有意義なものとなりました。なお第4回会議は日本で開催される予定です。

なお詳細は「砂防と治水162号」(12月号)に掲載します。

2003年災害復旧の流路工(慶州北道金泉市) 会議参加者