2004/05/17

TOPICS
第24回日台砂防共同研究会開催される


 平成16年2月23日(月)〜28日(土)に台湾の台北市において、第24回日台砂防共同研究会が開催されました。日本からは当協会技術顧問の岡本正男団長をはじめ、7名が訪台しました。この日台間の砂防技術交流は、1989年から現在まで15年間継続しており、毎年相互訪問を行うことによって現場に立脚した討議が続けられてきています。24回目を迎える今回は、1999年の九二一集集大地震と2001年の桃芝台風により土石流が発生した地区の現地調査及び自然環境の保護を目的として指定された太魯閣国家公園の調査等が実施されました。台湾側からも約30名の方が参加され、熱心な意見交換を行うことができました。

 今後とも、日台双方の土砂災害防止に関する情報交換や共同研究を推進し、両国の友好親善に寄与するよう努めたいと思います。(詳細は「砂防と治水 第157号」に掲載)

三號坑のスリットダム工 魚道や緩傾斜護岸、在来種の植樹(白鮑渓)