2004/11/26

TOPICS
日台砂防共同研究15周年記念講演及び出版祝賀会開催される
2004(平成16)年11月18日 東京 砂防会館


  
1989年から始まった当協会と台湾との砂防共同研究が、今年で15年を迎えることを記念して、これまでの記録を15周年誌として出版するとともに、記念講演会を開催しました。
 台湾側からは、中華防災学会理事長・陳志清団長をはじめとして、11名の方の参加がありました。

記念講演会は、11月18日(木)砂防会館で、約70名の参加の下、当協会の大久保駿理事長の挨拶、松林正義副会長の「日台砂防共同研究の経緯」に続いて、李三畏中華防災学会常任監事から「台湾における砂防の発展の歴史と今後」と題して特別講演がありました。
さらに謝正倫・成功大学教授(中華防災学会秘書長)による「集集大地震とその後の台風による災害と対応」と当協会の岡本正男理事による「土石流発生危険度の判定」についての講演がありました。

 夜の出版祝賀会では、共同研究の当初から携わってきた懐かしい人達が顔を揃え、大いに盛り上がりました。

記念講演会に前後して、早川・大涌谷・須沢(神奈川県)、大沢扇状地(国土交通省富士砂防事務所)、不動川(京都府)等の現地視察もあり、現場での議論も活発に行われました。


詳細については、「砂防と治水」162号(12月号)で掲載する予定です。
記念講演会会場 松林 正義(社)全国治水砂防協会副会長(右)と
陳 志清 中華防災学会理事長(左)