2005/12/15

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大韓民国の要請を受け、技術交流に参画


 当協会大久保駿理事長が、大韓民国山地保全協会(Korea Forest Conservation Movement)からの要請を受け、12月7日から9日まで韓国に出かけました。山地保全協会は、2004年2月に、山地保全を民間の立場から支援することを目的に設立されました。会員は個人及び企業から成り、山林の健康モニタリング、持続可能な山地保全と管理や政策について行政への提言、シンポジウムやセミナーなどの開催、山を守る国民運動などの事業活動を行っています。
 今後の活動として土砂災害地の復興などに関する事業活動を行うために、「日本の土砂災害と対策」についての講演と意見交換を依頼されました。あわせて砂防協会の活動についての講演も依頼され、8日、江原道春川市のホテルにおいて、山地保全協会の会員に講演を行い、その後の意見交換では活発な質疑応答がありました。
 8日には、国土交通省が砂防技術交流を行っている大韓民国山林庁国立山林科学院においても、職員を対象に講演を行いました。詳細については「砂防と治水」に掲載する予定です。

山地保全協会のメンバー 復元されたチョンゲチョン(清渓川):ソウル市