2005/03/14 |
TOPICS |
「第45回 砂防および地すべり防止講習会」開催される |
開催日 2005(平成17)年3月10日(木)〜11(金) 於:砂防会館別館 シェーンバッハ・サボー |
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![]() 当日は、来賓として佐藤信秋国土交通省技監をはじめ、近藤浩一砂防部長、亀江幸二砂防計画課長、坂口哲夫保全課長、古賀省三火山・土石流対策官が出席されました。大久保理事長の主催者挨拶の後、佐藤技監よりご挨拶をいただき、昨年は土砂災害が過去最高の発生件数を数え、多くの被害が出たこと、特に新潟県中越地震では豪雪による雪融け時の災害が懸念され油断できない状況にあることを中心に、ますます土砂災害対策が重要であることについてお話いただきました。。 次に、赤木正雄顕彰事業に基づいて、赤木各賞の授与式が行われ、廣井脩氏(東京大学教授)をはじめ、ご功績のあった方々に各賞が授与されました。 続いて行われた木村拓郎氏((株)社会安全研究所所長)による「防災とまちづくり」と題しての特別講演では、雲仙・普賢岳に長く関わってきた体験から、地域の防災・安全を地域の人達と協同で築いていくための16課題を挙げられ、そのためには行政側と住民側の普段からの緊密なコミュニケーションが不可欠であること等の貴重な助言をいただき、受講者の皆様の好評を博しました。 講師として近藤砂防部長には最近の砂防行政について、新潟大学の丸井英明教授には新潟県中越地震における土砂災害について、また昨年大きな被害を出した三重県宮川村の尾上武義村長から災害から得た貴重な教訓についての講演等、厚生労働省、国土交通省、土木研究所、林野庁、気象庁等各機関の方々から、有意義なご講演をいただきました。 今後とも皆様方のご指導・ご意見をいただきながら充実した内容の講習会をめざしてまいります。 来年も多くの方々のご参加をお待ちしております。 なお赤木各賞の受賞者ならびに略歴、功績は当協会機関誌「砂防と治水164号(4月号)」に掲載いたします。 |
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