2005/09/6

TOPICS
台湾「日本の土石流防止対策」研修の実施


 当協会では砂防技術に関する国際交流の一環として、台湾との砂防技術交流を行っているところですが、このたび、当協会に対して台北駐日經濟文化代表處から「日本の土石流防止対策」研修の受入要請がありました。
 当協会はこの研修要請を受けて、2005年8月22日(月)から9月2日(金)の12日間にわたる研修を実施しました。研修講師として、国土交通省砂防部をはじめとする学識経験者にお越しいただきました。また、現地研修は、鹿児島県砂防課、国土交通省大隅河川国道事務所並びに雲仙復興事務所にお引き受けいただきました。研修講師および現地研修でお世話になりました皆様方に、厚く御礼申し上げます。
 
【研修目的】
 ・日本の土砂災害防止対策の歴史
 ・土砂災害防止対策における行政の役割
 ・近年の日本の土砂災害防止対策の重要課題
 ・土砂災害防止対策の実例の分析・見学
【研修員構成】
 ・郭翡玉  経済建設委員会都市及住宅発展処簡任技正
 ・黄美純  経済建設委員会都市及住宅発展処技正
 ・馮輝昇  経済建設委員会都市及住宅発展処技正
 ・蘇怡維  経済建設委員会都市及住宅発展処技士

講義風景(於:砂防会館)

サボーランドパーク姶良にて

土石流発生集中監視システムの説明を受ける研修員
(桜島砂防出張所)

秦耕二雲仙復興事務所長による説明を受ける研修員
(雲仙普賢岳資料館)