2005/12/16

TOPICS
「2005日・台砂防共同研究会―国際砂防シンポジウム―」が実施される


 1989年以来、日本と台湾は砂防に関する技術交流を行っています。この度、11月24日(木)〜25日(金)、広島市において開催された(社)砂防学会主催「国際砂防シンポジウム―災害情報の共有化を目指して―」に合わせて、台湾より杜麗華女史(花蓮縣政府農業局局長)を団長とする調査団9名をお招きして、11月21日(月)〜26日(土)にかけて、2005日・台砂防共同研究会が実施されました。
 国際砂防シンポジウムにおいて成功大學水利系 ・錢登教授が、台湾の社会・自然環境と土砂災害の実態及び土石流防止・軽減対策の現状について講演しました。また、調査団一行は、静岡県砂防室のお世話で静岡県の土木総合防災情報システム、土砂災害豪雨情報システムについて研修したほか、由比地すべり管理センターを視察し、砂防技術の交流とお互いの友好を深めました。


静岡県土砂災害雨量情報システムの研修 国際砂防シンポジウム参加者一同