2014/03/03

TOPICS
「第54回 砂防および地すべり防止講習会」開催される

開催日  2014(平成26)年2月20日(木)〜21(金) 於:砂防会館別館 シェーンバッハ・サボー



去る2月20日、21日の両日、砂防会館別館シェーンバッハ・サボーにおいて当協会主催の「第54回砂防および地すべり防止講習会」が開催され、全国各地から283名の方々にご参加いただきました。

当日は来賓として、足立敏之国土交通省技監をはじめ、大野宏之砂防部長、西山幸治砂防計画課長、渡正昭保全課長が出席され、岡本理事長の主催者挨拶、足立技監の来賓ご挨拶の後、赤木正雄顕彰事業に基づいて、大久保駿副会長より赤木各賞の授与式が行われ、ご功績のあった方々に各賞が授与されました。
各賞の受賞者につきましては、下記に掲載させていただいております。


続いて行われた特別講演では、「崩れと生きる人々―立山カルデラの砂防工事が語りかけてくるもの―」と題して立山カルデラ砂防博物館理事、立山砂防女性サロンの会アドバイザーの吉友嘉久子氏により貴重なお話を伺い、続いての大野砂防部長による「安全で豊かな国土と活力ある地域社会の構築に向けて」をはじめ、「平成25年の土砂災害と対応状況」「伊豆大島の大規模土砂災害におけるTEC-FORCEの活動」「平成23年 台風12号豪雨による土砂災害からの復旧・復興と今後の課題」「土砂災害の警戒避難体制の強化の取り組みについて」「伊勢の神宮と砂防」「瀬田川水系直轄砂防事業をめぐる歴史」「今も引き継がれる長野県砂防惣代制度」「十川小学校が地域・関係機関とともにすすめる中山間地域での防災教育の取組〜土砂災害と孤立に強い地域づくりに向けて〜」と、二日間を通して、内容の充実したご講演を各講師の方々にいただきました。どうも有難うございました。

今後とも皆様方のご指導・ご意見をいただきながら充実した内容の講習会をめざしてまいります。
来年も多くの方々のご参加をお待ちしております。



なお赤木各賞の受賞者ならびに略歴、功績は当協会機関誌「砂防と治水218号(4月号)」に掲載いたします。




赤木各賞受賞者


多数のご参加、ありがとうございました。