2016/03/08

TOPICS
「第56回砂防および地すべり防止講習会」
(平成27年度赤木各賞授与式)開催される

開催日  2016(平成28)年2月18日(木)〜19(金) 於:砂防会館別館 シェーンバッハ・サボー



去る2月18日、19日の両日、砂防会館別館シェーンバッハ・サボーにおいて当協会主催の「第56回砂防および地すべり防止講習会」が開催され、全国各地から299名の方々にご参加いただきました。

当日は来賓として、池内幸司国土交通省技監をはじめ、西山幸治砂防部長、栗原淳一砂防計画課長、今井一之保全課長、酒谷幸彦砂防施設評価分析官、岡本敦地震・火山砂防室長が出席され、岡本理事長の主催者挨拶、池内技監の来賓ご挨拶の後、赤木正雄顕彰事業に基づいて、大久保駿副会長より赤木各賞の授与式が行われ、ご功績のあった方々に各賞が授与されました。
各賞の受賞者につきましては、下記に掲載させていただいております。
続いて行われた特別講演では、「治水・砂防法制の確立過程について-砂防法制定の経緯及び意義-」と題して一般財団法人民間都市開発推進機構常務理事の栗島明康氏により貴重なお話を伺い、続いての西山砂防部長による「これからの土砂災害対策」をはじめ、「地すべり災害現場の最前線-緊急対応の実際と課題-」「平成23年紀伊半島大水害からの復旧・復興『発生から4年5ヵ月のあゆみ』」「平成27年の土砂災害と対応状況」「ブラジルにおける土砂災害対策の技術協力」「人口減少社会における『創造的過疎』」「活火山法の改正に対応した砂防分野の今後の取組」「平成26年発生8.20土砂災害対策を踏まえた広島県の取り組み」「砂防関係施設の戦略的な維持管理」と、二日間を通して、内容の充実したご講演を各講師の方々にいただきました。どうも有難うございました。
今後とも皆様方のご指導・ご意見をいただきながら充実した内容の講習会をめざしてまいります。
来年も多くの方々のご参加をお待ちしております。

なお赤木各賞の受賞者ならびに略歴、功績は当協会機関誌「砂防と治水230号(4月号)」に掲載いたします。
赤木各賞受賞者
1)赤木正雄博士銅像、2)赤木顕功賞・川原隆則氏、3)同・加藤將弘氏、4)同・林田進一氏、5)同・三嶋一博氏、6)同・柳沢今朝次郎氏、7)同・大池悦公氏、8)同・牧剛氏、9)同・村上充寛氏、10)赤木功績賞・渡邊義治氏、11)同・平林玉次氏、12)赤木功労賞・遠藤春男氏、13)国土交通省砂防部長・西山幸治氏、14)国土交通省砂防部砂防計画課長・栗原淳一氏、15)国土交通省砂防部保全課長・今井一之氏、16)国土交通省砂防部保全課砂防施設評価分析官・酒谷幸彦氏、17)国土交通省砂防部砂防計画課地震・火山砂防室長・岡本敦氏、18)全国治水砂防協会副会長・大久保駿、19)全国治水砂防協会理事長・岡本正男、24)全国治水砂防協会常務理事・南哲行
多数のご参加、ありがとうございました。