2017/02/27

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「第57回 砂防および地すべり防止講習会」開催される

開催日  2017(平成29)年2月16日(木)〜17(金) 於:砂防会館別館 シェーンバッハ・サボー



去る2月16日、17日の両日、砂防会館別館シェーンバッハ・サボーにおいて当協会主催(後援:国土交通省)の「第57回砂防および地すべり防止講習会」が開催され、全国各地から294名の方々にご参加いただきました。

当日は来賓として、森昌文国土交通省技監をはじめ、西山幸治砂防部長、栗原淳一砂防計画課長、今井一之保全課長、長井義樹砂防施設評価分析官、長井隆幸地震・火山砂防室長が出席され、岡本理事長の主催者挨拶、森技監の来賓ご挨拶の後、赤木正雄顕彰事業に基づいて、大久保駿副会長より赤木各賞の授与式が行われ、ご功績のあった方々に各賞が授与されました。
各賞の受賞者につきましては、下記に掲載させていただいております。

続いて行われた特別講演では、「土砂災害の現場から学んだこと」と題して東京農工大学大学院農学研究院教授の石川芳治氏により貴重なお話を伺い、続いての西山砂防部長による「これからの砂防行政」をはじめ、「平成28年の土砂災害と対応状況」「平成24年肘折地区土砂災害の教訓と復興」「平成26年梨子沢土砂災害と御嶽山噴火の対応」「足和田土砂災害から50年、土砂災害対策の歩み-山津波から土石流へ-」「天明浅間山噴火と利根川の土砂災害」「『砂防基本計画策定指針(土石流・流木対策編)』及び『土石流・流木対策設計技術指針』の改定について」「砂防指定地の管理における課題と取組事例」「スイスにおける土砂災害対策」と、二日間を通して、内容の充実したご講演を各講師の方々にいただきました。どうも有難うございました。

今後とも皆様方のご指導・ご意見をいただきながら充実した内容の講習会をめざしてまいります。
来年も多くの方々のご参加をお待ちしております。

なお赤木各賞の受賞者ならびに略歴、功績は当協会機関誌「砂防と治水236号(4月号)」に掲載いたします。





赤木各賞受賞者

1)赤木正雄博士銅像、2)赤木賞・石川芳治氏、3)赤木顕功賞・一谷隆之氏、4)同・中川勇一氏、5)同・雨宮宏文氏、6)同・岩切武志氏、7)同・市ノ瀬榮彦氏、8)同・鍋島哲彦氏、)9)同・坂本哲氏、10)同・大田原幸亘氏、11)同・池田正氏、12)同・吉松弘行氏、13)赤木功績賞・山守和良氏、14)同・神谷博文氏、15)同・長田孝吉氏、16)同・向山千方氏、17)赤木功労賞・三松尚人氏、18)同・山本裕子氏、19)国土交通省砂防部長・西山幸治氏、20)国土交通省砂防部砂防計画課長・栗原淳一氏、21)国土交通省砂防部保全課長・今井一之氏、22)全国治水砂防協会副会長・大久保駿、23)全国治水砂防協会理事長・岡本正男、24)全国治水砂防協会常務理事・南哲行



多数のご参加、ありがとうございました。