2019/02/22

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「第59回 砂防および地すべり防止講習会」開催される

開催日  2019(平成31)年2月14日(木)〜15(金) 於:砂防会館別館 シェーンバッハ・サボー


去る2月14日、15日の両日、砂防会館別館シェーンバッハ・サボーにおいて当協会主催(後援:国土交通省)の「第59回砂防および地すべり防止講習会」が開催され、全国各地から283名の方々にご参加いただきました。

当日は来賓として、塚原浩一国土交通省水管理・国土保全局長をはじめ、栗原淳一砂防部長、今井一之砂防計画課長、岡本敦保全課長が出席され、岡本理事長の主催者挨拶、塚原局長の来賓ご挨拶の後、赤木正雄顕彰事業に基づいて、池谷浩副会長より赤木各賞の授与式が行われ、ご功績のあった方々に各賞が授与されました。
各賞の受賞者につきましては、下記に掲載させていただいております。

続いて行われた特別講演では「これからの砂防について考える」と題して、栗原砂防部長より貴重なお話を伺い、続いて国土交通省砂防部の林土砂災害防止技術調整官による「急傾斜地法50年のあゆみ」をはじめ、「平成30年7月豪雨における愛媛県の土砂災害の概要と課題」「平成30年7月豪雨災害を経験して〜災害の教訓〜」「平成30年北海道胆振東部地震による土砂災害」「土砂災害警戒避難に関する課題と将来の土砂災害警戒情報システムの構築に向けて」「御嶽山噴火災害における長野県の対応と火山防災対策について」「歴史的な砂防施設の維持・管理を巡る現状と課題」「地球温暖化と近年の降雨特性」「インタープリベント2018と立山砂防の評価〜立山砂防の世界遺産登録に向けて〜」と、二日間を通して内容の充実したご講演を各講師の方々にいただきました。どうも有難うございました。今後とも皆様方のご指導・ご意見をいただきながら充実した内容の講習会をめざしてまいります。
来年も多くの方々のご参加をお待ちしております。

なお赤木各賞の受賞者ならびに略歴、功績は当協会機関誌「砂防と治水248号(4月号)」に掲載いたします。

赤木各賞受賞者
 

1)赤木正雄博士銅像、2)赤木顕功賞・山口直氏3)同・齋藤喜士雄氏、4)同・寺尾忠勝氏、5)同・中川平八郎氏、6)同・根岸秀之氏、7)同・本田孝夫氏、8)同・紀藤善男氏、9)同・福井達郎氏、10)同・北畑路明氏、11)同・中野勇氏、12)赤木功績賞・唐澤行雄氏、13)同・尾坂壽夫氏、14)同・中澤弘氏、15)同・中村貞敏氏、16)同・宮前和憲氏、17)同・新谷和氏、18)同・故 本郷國男氏、19)国土交通省砂防部長・栗原淳一氏、20)国土交通省砂防部砂防計画課長・今井一之氏、21)国土交通省砂防部保全課長・岡本敦氏、22)全国治水砂防協会副会長・池谷浩、23)全国治水砂防協会理事長・岡本正男、24)全国治水砂防協会理事・渡正昭、25)全国治水砂防協会技術顧問・大野宏之 



多数のご参加、ありがとうございました。