2023/4/26

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2023台日砂防共同研究会(4.16~22)が開催される
~インタープリベント2023への参加~


  
4月17日から21日にかけて台湾・台中市で開催された国際防災学会「INTERPRAEVENT 2023 International Symposium」(インタープリベント2023)の開催に合わせて、約3年4ヶ月ぶりに台湾との対面交流が再開され、中華水土保持学会及び中華防災学会の主催による「2023台日砂防共同研究会」が開催されました。日本側から国土交通省職員を含む29名の調査団員(団長:大野宏之(一社)全国治水砂防協会理事長・(一社)国際砂防協会理事長)が参加しました。なお、シンポジウムには16ヵ国から200名以上が参加し、現地視察にも100名以上の方が参加しました。

4月17日、18日に開催されたシンポジウムでは、大野理事長他2名による特別講演や基調講演、国別報告セッション、36タイトルの口頭発表、78タイトルのポスター発表が行われました。

4月19日午前に行われた砂防行政官会議では、日本側・台湾側からそれぞれ4つの話題提供と総合討論が行われました。

4月19日から21日に行われたインタープリベントの現地視察では、天然ダム決壊試験や農村地域での地域おこしの取り組み、生態系や自然環境に配慮した渓流整備状況、環境保全工法製品の開発企業等の見学を行いました。

新年度が始まってすぐの多忙な時期に、快く訪台調査団に加わっていただいた皆様及び職員の派遣についてご理解ご協力いただいた関係機関の皆様に厚く御礼申し上げるとともに、インタープリベント2023の準備運営等で多くの人手が必要な状況の中、大勢の日本人調査団員を受け入れていただき、格段のご配慮を賜りました台湾の関係者の皆様にも厚く御礼申し上げます。

     
大野理事長による特別講演   インタープリベント2023参加者集合写真
(インタープリベント2023公式ホームページより)
     
台日調査団集合写真(シンポジウム会場にて)    天然ダム決壊試験を見学
(インタープリベント2023公式ホームページより)
 


「砂防と治水273号」(2023年6月号)に関連記事を掲載予定です。


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