河川審議会総会及び計画部会の開催について

建設省記者発表資料 平成11年11月4日


 

平成11年11月4日
建 設 省 河 川 局
1.第85回河川審議会総会

1)日 時: 平成11年11月5日(金)15:00〜
2)場 所: 建設省4階会議室
3)議 題:
(1) 「留萌川水系ほか5水系に係る河川整備基本方針の決定について」
(2) 「総合的な土砂災害対策のための法制度の在り方について」

4)取 材: 冒頭から建設大臣(又は政務次官)あいさつまで
(15:00〜15:10目途)


2.第56回河川審議会計画部会

1)日 時: 平成11年11月5日(金)総会終了後〜17:00
2)場 所: 建設省4階会議室
3)議 題: 「留萌川水系ほか5水系に係る河川整備基本方針の決定について」


3.河川整備基本方針について

   建設大臣は、以下の6水系の河川整備基本方針を定めるため、河川法第16条第3項の規定に基づき河川審議会に付議を行う。
 また、河川審議会では同案件を審議するため、計画部会に付託する予定である。

 <付議予定の6水系>

  ・ 留萌川水系         ・ 豊 川水系
  ・ 沙流川水系         ・ 由良川水系
  ・ 最上川水系         ・ 大野川水系


4.総合的な土砂災害対策のための法制度の在り方について(下記資料)

   建設省は、本年6月の広島県等における土砂災害をはじめとして全国各地で激甚な土砂災害が発生し、尊い人命と貴重な財産が失われたことにかんがみ、その恒久的な施策の在り方の検討を進めているところである。建設大臣は、その検討を踏まえ、土砂災害のおそれのある区域への住宅等の立地抑制等に関する法制度を中心に、総合的な土砂災害対策の在り方について河川審議会に諮問するものである。
 また、河川審議会では同諮問について審議するため、委員会を設置する予定である。


  
(資料)総合的な土砂災害対策のための法制度の在り方について
諮問の趣旨

 (1)経緯


 わが国は、地形、地質、気象等の自然条件により、災害が発生しやすい環境にあり、毎年のように全国各地で豪雨や台風等による、土石流、がけ崩れ、地すべりの土砂災害が発生し、尊い人命と貴重な財産が失われている。
 本年も、6月下旬の広島県等における土砂災害をはじめとして、全国各地で激甚な土砂災害が発生したところである。


 このため、建設省では、今般の広島県等における激甚な土砂災害の発生にかんがみ、その恒久的な施策の在り方を検討するため、7月6日に「総合的な土砂災害対策に関するプロジェクトチーム」を設置し、

土砂災害のおそれのある地域における住宅等の立地抑制方策

土砂災害のおそれのある地域における既存住宅の防災性向上方策

避難及び住民への情報提供の在り方

等について検討を進めているところである。

 (2)諮問の趣旨

建設省における検討を踏まえ、

土砂災害の危険性がある地域についての周知方策

土砂災害のおそれがある区域への住宅、社会福祉施設等の立地抑制措置

土砂災害のおそれがある区域における既存住宅の移転促進対策

等に関する法制度を中心に総合的な土砂災害対策の在り方について諮問するものである。


 
問合せ先
全 般 的 事 項
:河川局河川総務課建設専門官 坪田 英美
内線3222 直通(5251)1866
河川整備基本方針
:河川局河川計画課課長補佐 船橋 昇治
内線3269 直通(5251)1870
総合的な土砂災害対策のための法制度
:河川局水政課建設専門官 藤原 健朗
内線3245 直通(5251)1868
:砂防部傾斜地保全課課長補佐 栗原 淳一
内線3484直通(5251)1887
 

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