SABO NEWS LETTER 第18号 1999/7/30
1.建設省砂防部長より



 拝啓 市町村長 様


 各地では梅雨明け宣言がなされ、夏本番の暑さがやってきました。皆様にはお変わりなく御活躍の事と拝察いたします。

早いものでもう7月も終わりに近づき、いよいよ平成12年度の予算要求の作業の時になりました。皆様には何の予算が本当に必要なのでしょうか。

 さて度々お話しております地球温暖化による異常気象があまりにも眼につくようになってきました。 先週も長崎県諫早市で1時間に95mm,91mmと2時間で186mmの降雨があり土石流、がけ崩れが発生しました。  人的被害がなかったことが不幸中の幸いでした。
このような異常気象が21世紀ににはますます眼につくこととなるでしょう。 1日も早い安全対策が必要と思いますがいかがでしょうか。

 広島災害のその後として災関緊急砂防急傾斜対策など約117億円の予算を砂防で確保し、いま広島県の手で二次災害防止のための復旧に全力をあげて取り組んでいただいております。No more 広島!安全に皆んなが暮らせる日本でありたいですね。

 先日自民党砂防議員連盟の先生からも,しっかりやれとの決議文をいただき、全国治水砂防協会 唐沢会長からも砂防への緊急要望書をいただいております。

土砂災害をなくすためにも頑張ります。


               建設省 砂防部長 池谷 浩

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