SABO NEWS LETTER 第19号 1999/8/11
3.本協会唐沢会長 災害地を訪問



 
 今年も、梅雨前線豪雨等により、全国各地で1,000件以上の土石流、地すべり、がけ崩れが発生し、26名の尊い命が奪われています。

特に広島県では広島市、呉市など極めて狭い地域で325件の土石流、がけ崩れが集中して発生し、24名が亡くなられました。

 当協会唐沢会長は、大久保理事長とともに、去る7月28日、災害の激甚だった広島市と呉市を訪問し、広島市役所では小田助役に、呉市役所では小笠原市長にお見舞い金を手渡しました。 また広島県庁では、西村副知事に災害復興への取り組みを労いました。 

広島市、呉市では災害地を視察し、災害の犠牲になられた方々のご冥福をお祈りすると共に、砂防関係事業を幅広く多様に実施し、さらに一層の伸展を図ることによって、災害のない安全な地域を造る事の重要性を痛感し、砂防協会もそのために大きな役割を果たさなければならないと言う思いを、痛感いたしました。 
 
 関係の皆様に大変お世話になり有り難うございました。 なお、建設省からは砂防課枝川専門官に同行していただきました。