SABO NEWS LETTER 第19号 1999/8/11
4.平成11年度地すべりがけ崩れ対策道県議会
協議会
 第1回総会・懇談会開催される   



1.協議会設立の経緯等


(1) 昭和30年代後半の北陸本線の地すべりによる大災害等を契機として昭和40年に、新潟県議会議長等8県の議長により「地すべり災害県議会協議会」として設立。
 
(2) 以後、34年間の長きにわたり、地すべり、がけ崩れ対策の事業促進、制度の改正等について強力な運動を展開。  本年度に入り岐阜県、広島県の加入があり、現在、会員数35道県の議長が構成員となって活動されている。

 
2.開催日 平成11年7月29日(木) 於:都道府県会館


3.懇談会の主な出席者等


(1) 本協議会会長の梁取新潟県議会議長等各道県議会議長、来賓として各道県の世話人国会議員、建設省からは、遠藤建設政務次官、竹村河川局長、 池谷砂防部長、近藤傾斜地保全課長、農林水産省からは、松下農林水産政務次官、海野防災課長、辻治山課長等の多数が参加。

(2) 遠藤建設政務次官は、挨拶の中で、6月末の梅雨前線豪雨災害では、自ら福岡県の現地に赴き、被害状況を視察したこと。 また、広島県を中心に土砂災害が多発したことに鑑み、現在、省内にプロジェクトチームを設置し、総合的な土砂災害対策を検討していること等を交え、地すべり、がけ崩れ等の土砂災害対策の重要性を強調されるとともに、参加者に対して、引き続きこれらの事業に対してのご支援、ご協力をお願いした。


4.懇談会の議事内容等

  懇談会では、地すべり対策事業及び急傾斜地崩壊対策事業の促進に関する討議が行われ、災害弱者対策の推進、警戒避難対策の推進等を決議するとともに、建設省、農林水産省、林野庁からは、6月末の梅雨前線豪雨災害を中心とした本年度の土砂災害の発生状況、平成11年度当初予算等の説明を行った。
 

  
(上記に関するお問い合わせは、建設省砂防部傾斜地保全課まで)