SABO NEWS LETTER No.21 1999/9/22
4. | 飯豊山系直轄砂防事業30周年記念式典」の開催について |
8月31日、山形県小国町において飯豊山系直轄砂防事業三十周年式典が遠藤建設政務次官、池谷建設省砂防部長、山形県知事、新潟県知事をはじめ、約13
0名の参加のもと開催されました。 式典の後に行われた現場見学会では、玉川 スーパー暗渠砂防堰堤工事現場の見学と、岩魚・山女の記念放流を行いました。 飯豊山系砂防工事事務所の前身である荒川砂防工事事務所は、昭和42年8月 に起こった羽越災害を契機に、昭和44年4月に設立されました。 その後、昭和 54年4月に阿賀野川右支川と、胎内川・加治川流域の砂防事業も担当すべく事 業区域を拡大し、事務所名称も、現在の「飯豊山系砂防工事事務所」に変更し ました。また、昭和56年度からは阿賀野川流域の赤崎地区の地すべり対策事業 も担当することとなり事業を進めて来ましたが、平成7年度に阿賀野川流域に 関する事業は、阿賀野川工事事務所に移管し現在に至っています。 羽越災害以後30年にわたって災害の再発防止事業を行うとともに、近年にお いてはスーパー暗渠砂防堰堤の施工や、既設砂防ダムのスリット化などにも取 り組んでいます。 今後も自然環境と共生を図りながら事業を推進し、地域社会の土砂災害防止 等「安全と環境の調和」をモットーに、より一層努力していきたいと考えてい ます。 ※その他詳細につきましては、当協会機関誌「砂防と治水」130(10月号) に掲載します。 |
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(上記に関するお問い合わせは、建設省砂防部砂防課まで) |